副業

会社員が副業を始めるまでにやったこと【実体験】

公開日:2026-03-30

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  • 副業を始めたいけれど、会社にバレないか不安で一歩が踏み出せない
  • 何の副業を選べばいいのかわからず、結局何もできていない
  • 副業収入が増えたとき、税金や確定申告はどうすればいいのか知らない

会社員として働きながら「収入をもう少し増やしたい」と思っても、何から手をつければいいのかわからず、時間だけが過ぎていく——そんな経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

筆者は飲料メーカーの製造部門で課長を務める会社員です。2024年1月にWebライティングで副業をスタートし、同年6月には月5万円の収入を達成しました。

FP3級も取得しており、税金や家計管理の知識もあわせてお伝えします。

この記事でわかること
  • 会社員が副業を始める前に必ずやるべき3つの準備
  • 副業収入にまつわる税金の基本(年間20万円ルール・住民税の注意点)
  • 初期投資ほぼゼロで始められる副業の種類と選び方
  • クラウドソーシングを使った最初の案件獲得の手順
  • 副業を始めてわかった「リアルなメリットと苦労」

この記事を読むことで、副業を始めるための具体的なステップが体系的に理解でき、明日からすぐに行動に移せます。

副業を始めたいけれど最初の一歩を踏み出せずにいる方は、是非最後まで読んでみてください。

【副業を始めた理由】なぜ会社員が副業を選んだのか

副業を始めたきっかけは、将来への漠然とした不安でした。具体的には、次の3つの問題意識があったからです。

  • 給与は毎年少しずつ上がるが、物価や社会保険料の上昇に追いつかない
  • NISAを始めたものの、投資元本をもっと増やしたい
  • 本業一本に収入を依存することへの怖さを感じていた

「副業で月5万円でも稼げれば、NISAの投資額を増やせる」——この発想がすべての出発点です。特別なスキルや人脈があったわけではありません。それでも行動できたのは、始める前に正しい準備をしたからです。

【準備編】副業を始める前にやるべきこと3つ

ポイント① 就業規則を確認する

副業を始める前の最初のステップは、必ず就業規則の確認です。

会社によっては副業を禁止しているケースがあります。無断で副業を始めると、就業規則違反として懲戒処分の対象になる可能性があるため、必ず事前に確認してください。

筆者の場合、就業規則には「競業他社への就職禁止」の記載はありましたが、「副業全般の禁止」という記載はありませんでした。Webライティングは競業にあたらないと判断し、問題なくスタートできました。

就業規則の確認方法は、主に以下の3つです。

  • 社内イントラネットで「就業規則」を検索する
  • 人事部に「副業について確認したい」と問い合わせる(任意)
  • 就業規則の配布冊子を確認する

最近では、国も副業を推進しており、社内規定を見直して副業・兼業を認める方向に緩和する会社も増えてきています。

また、副業を禁止している会社でも、申請すれば許可されるケースがありますので、まずは確認することが最優先です。

ポイント② 副業収入と確定申告の基礎を学ぶ

税金の基本を知らずに副業を始めると、会社にバレたり申告漏れが生じたりするリスクがあります。

事前に押さえておくべきポイントは2つです。

【年間20万円ルール】
副業の所得が年間20万円を超えると、確定申告が必要になります。20万円以下なら確定申告は不要ですが、住民税の申告が別途必要になる場合があります。

【住民税の「普通徴収」を選ぶ】
会社員は住民税を給与天引き(特別徴収)で納めています。副業収入があると住民税額が上がり、それが会社に副業発覚の原因になることがあります。確定申告時に「普通徴収」を選択すれば、副業分の住民税を自分で直接納付できるため、会社にバレるリスクを大きく下げられます。

簡単に言うと、「副業収入20万円超で確定申告が必要、住民税は普通徴収を選ぶ」と覚えておいてください。

ポイント③ 副業の種類を1つに絞り込む

副業の種類を絞らないまま動き始めると、中途半端になって結果が出にくくなります。

会社員が始めやすい副業を整理すると、以下のとおりです。

副業の種類 初期投資 稼ぐまでの期間 向いている人
Webライティング ほぼ0円 1〜3ヶ月 文章を書くのが好きな人
AI活用(業務委託) ほぼ0円 1〜3ヶ月 PCスキルがある人
アフィリエイト ドメイン代のみ 6ヶ月〜1年 長期で取り組める人
動画編集 ソフト代(月数千円) 3〜6ヶ月 動画が好きな人
フリマ・転売 仕入れ資金 すぐ 仕入れ目利きがある人

筆者が選んだのはWebライティングです。初期投資がほぼゼロで、本業での文書作成経験が直接活かせると判断しました。迷ったときは「初期投資が少なく、今持っているスキルが活かせる副業」を選ぶのが最短ルートです。

【実践編】副業を実際に始めた3つのステップ

ステップ① クラウドソーシングサービスに登録する

最初の実績を作る場として、クラウドワークスへの登録をおすすめします。

登録は無料で、プロフィールを充実させるだけで仕事が取りやすくなります。筆者が登録時に記載したのは以下の内容です。

  • 製造業での経験年数
  • 品質管理・工程管理の知識
  • ビジネス文書の作成経験

最初の1ヶ月は、文字単価0.5〜1円の案件を中心に受注しました。単価より**「実績を積むこと」を優先する**のが、この時期の正しい戦略です。

ステップ② AI(Claude)を活用して生産性を上げる

Webライティング開始から2ヶ月目に、AIを調査・構成補助として使い始めました。

AIを活用したことで、次の変化が起きました。

  • リサーチ時間が半分以下に短縮された
  • 記事の構成を考える時間が大幅に減った
  • 記事の品質が安定するようになった

現在では、AIを活用したコンテンツ制作そのものを副業として受注しています。Webライティングで培ったスキルが、AI活用案件へとつながった形です。

ステップ③ 確定申告の準備を早めに始める

収支の記録は、副業を始めた月から始めるのが鉄則です。

筆者は副業開始と同時に、マネーフォワードクラウド確定申告を使って収支の記録を開始しました。年度末にまとめて処理しようとすると、領収書の紛失や記憶のあいまいさで大変な思いをします。毎月の収入と経費をその都度記録する習慣をつけることで、確定申告の負担を最小限に抑えられます。

【体験談】副業を始めてよかったこと・大変だったこと

よかったこと

  • 収入が増えた:最初の3ヶ月は月1〜2万円程度でしたが、徐々に単価・受注量ともに増加しています
  • スキルが上がった:Webライティングの経験がAI活用スキルにも直結しました
  • 本業への視点が変わった:副業を通じて「コスト意識」と「顧客視点」が鍛えられ、本業にも好影響が出ています

大変だったこと

  • 時間の確保が難しい:平日夜の1〜2時間、休日の午前中を充てるのが精一杯でした
  • 最初は単価が低い:実績を積むまでは低単価案件を我慢して受け続ける必要があります
  • 確定申告の手間:初年度は書類の準備に想定以上の時間がかかりました

まとめ:会社員が副業を始める最初の一歩

この記事のポイントをおさらいします。

  • 副業を始める前に、就業規則の確認が最優先
  • 年間20万円ルールと住民税の普通徴収を必ず把握しておく
  • 副業の種類は「初期投資が少なく、今のスキルが活かせるもの」に絞る
  • クラウドソーシングに登録し、まずは実績作りを目的に最初の案件を受注する
  • 収支の記録は副業開始月から始め、確定申告ソフトを活用する

副業で成果を出すために最も大切なのは、**「完璧な準備」より「正しい順番で、とにかく始めること」**です。

今日できる最初の行動は、就業規則を確認することです。まず1つだけ動いてみてください。


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